エジソン
トーマス・エジソンは発明王として有名である。<天才は1%のひらめきと99%の努力である。>という言葉を残している。彼の発明の多くは、一つのアイデアを思いついたら、上手く行くまで何度も調整した事を物語っている。事実、彼が発明した電球や蓄音機なども、同じような実験を何千回も繰り返した後に成功したものばかりである。そんな彼に、私は非常な近親感を覚えるのある。従来、一般的には不可能と思われていた治療法を実践する事は非常に楽しい。もちろん根拠もなく偶然上手くいくのではない。本質的な自然科学の原則に従った理論的に間違いのない方法を確実に実行できたときのみ、治療が成功するのである。そんなエジソンの取り組み方は非常に参考になるし、見習うべきである。ただ、彼のエピソードで、考え事に熱中するあまり、妻のことを誰だか分からなくなったいうたぐいの話もある。これは、自分に置き換えてみると、似たような出来事が時々ある。つまり、あることに熱中すると、時間や周囲のことが全く目に入らなくなるのである。自分もそういうモードに入っているときは、周囲の人間に多くの迷惑をかけていることだろう。
そのエジソンだが、子供の頃から好奇心旺盛で学校で教師に質問ばかりするこおtがきっかけで、結局学校を止めて自宅で勉強をしたという。彼の母親がすばらしい教育者だったようだ。その母親は教師だったらしいが、エジソンの家庭での勉強法がすばらしかったようだ。つまり、エジソンが色々な質問を浴びせかけた時に彼女などういう対応をしたかというと、<それでは一緒に調べてみましょう。>と言って、辞書や百科事典などを調べたようだ。今だったら、もちろんインターネットという便利なものを利用したに違いない。現在の日本の教育の分野では、日本全国津々浦々、文部省の支持通りの内容の授業が行なわれているのである。いわゆる画一的な教育である。さらに、知識優先の考える教育ではない。つまり、現在の日本の教育方針では、エジソンのような人間は生まれないのである。自分の感性を大事にして、信念を持って何度も失敗を繰り返しながら、新しい道を切り開いていく事が、結果的には自分の人生を豊かにすると信じている。
MAXISインプラント アドバンスコース
Contemporary augmentation procedure in implant dentistry
日時:2009年6月7日(日)9:00 - 17:00
会場:MAXIS Implant Institute
当院より坂本義浩(歯科医師)が研修に参加します。
インプラントの埋入が難しい、骨量の少ないケースにおける骨移植の方法を学びます。また、上顎臼歯部のサイナスが拡張した難しい症例では、移植なしのサイナスリフト法を学習します。<プログラム>
・移植有り/無しの上顎臼歯部の骨造成(ライブオペあり)
・上顎前歯部の骨造成(移植単独の術式/仮骨延長術と移植の併用)
・下顎臼歯部の骨造成(骨移植とPCによる仮想外科)
・骨採取の手技
・高度な骨吸収を呈する上顎の再建
<講師>
Prof. Lundgren:スウェーデン ウメオ大学顎顔面外科教授
波多野尚樹:MAXIS Institute主幹
Esthetic Forum 2009
Team Approach for Successful Implant and Esthetic Treatment
日時:2009/08/08(Sat)13:00-17:00, 09(sun) 9:00-17:00
会場:グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール
井上秀人がパネリストとして登壇します。
インプラント治療、審美治療を成功へと導く最新情報をアップデートするべく、スタンダードな治療の基本から、骨補填材、即時負荷やグラフトレスといった注目分野のエキスパートが登壇します。また、チームで取り組む歯科治療の重要性にフォーカスし、治療に従事する全てのスタッフに向けて着目すべきトピックのプログラムが用意されています。
<お問い合わせ先>
http://www.nobelbiocare.co.jp
エステティックフォーラム2009事務局 TEL 0570-064-536
Esthetic Forum 2008
Clinical Partners for Successful Implant and Esthetic Treatment
井上秀人が演者として参加します。
成功のセオリーをテーマに施術を成功させるためのキーポイント、キーファクター(失敗から学び、どのようにリカバーするか)を踏まえたうえで、基礎的な技術から新しいマテリアルを用いた最新の術式を紹介するフォーラムです。
開催日時:2008年5月25日(日)
会場:グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール